2011年 05月 12日
番外編 |
今回の遠征にボクは白いクロックスを履いて行きました。
親分は紺色のクロックスを履いていました。
どこか途中の島に到着してボクが甲板に出ていると、
鬼の形相した親分が「こらぁ~~~」とボクに向かって迫ってきました。
何事かと思ったら、どうやらボクが紺色のクロックスを間違えて履いて出ていたんです。
ボクも同じ紺色のクロックスを持っているので、
ついつい何も考えず紺色のクロックスを疑いもなく履いてしまったのでしょう、、、
これだけを聞くと、何もそこまで怒らなくても、、、、
と、お思いになるでしょうが、、、
話は2年前に遡ります、、、
2年前の同じくトカラに向かう船の中での出来事。
目的の島に到着寸前になって、「ない~、ない~」と親分が騒いでいた。
話を聞くと履いてきたクロックスが無くなっていて、
こともあろうか便所の茶色いスリッパでペタペタペタペタ船内を歩きまわっている、、、
もう着岸寸前で乗客は降りる体制に入っていると言うのに、、、
このまま夢の島で親分に便所のスリッパで過ごさせるのは、
あまりにも可愛そうだ、、、
(ボクのと交換は嫌やぞ、、、心の声)
ボクも必死になって船内を探し回った。
船内放送もしてもらって、あちこち走り回った。
しかし、どこにもない、、、
船は着岸して、もう乗客は下船している、、、
親分、笑っちゃ悪いが便所のスリッパで降りるしかないですね、、、
親分も覚悟を決めて、荷物を抱えて下船しようとしたそのとき、、、
奇跡??が起こった!!
なんと目の前に、ぼぉ~と立っていた見ず知らずのおっさんが、
親分のクロックスを履いていた!!
「それ私のですよ~!!!」
「はぁ、、、」
おっさんはそれだけ言って悪びれる様子もなく便所の茶色いスリッパと親分のクロックスを交換した。
文句の一つでも言ってやりたいが、もう降りないといけない。
何がどうなって親分のクロックスを履いていたのか未だに疑問だし、
サーフボードのジビッツも着けていたので間違える訳もないのだが、、、
で、何が言いたかったかと言うと、、、
ボクが親分のクロックスを間違えて履いて行ったことで、
「また同じ船でクロックスを盗まれた~×&%#$’&(&」
とパニックになったらしい、、、、
2年前の悪夢が蘇った、、、笑
で、冷静に考えると僕が履いて行ったに違いないと気が付いて、
鬼の形相で迫ってきたとさ、、、笑
失礼しました、、、(^_^;)
by f4-chuou
| 2011-05-12 21:37
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